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「絵本太功記」

私は歌舞伎やオペラというものは仰々しくて好きではない。同じ舞台芸能でも(特に時代物の)文楽や能、狂言は好き。

歌舞伎の多くは文楽から出ていて、日本の三大芝居といわれる「仮名手本忠臣蔵」「義経千本桜」「菅原伝授手習鑑」のいずれも、元々は文楽のために書かれている。

「仮名手本忠臣蔵」については、いつか書いてみたいと思っているけれど、今回は文楽「絵本太功記」について。

「太功記」というと=太閣記で豊臣秀吉が主人公と思われるかもしれないけれど、そうではなく、武智光秀が主君尾田春長を討つまでと真柴久吉の軍勢によって討たれるまでの13日を13段にまとめたもの。

何のことか判りますね?

本日、ふと「絵本太功記」のことが気になってネット検索したら、次のような論考が見つかった。

なかなかおもしろい。

同じ文楽でも、心中物は好きになれない。

明けましておめでとうございます

開設から1か月にも満たないブログですが、何人かの読者の皆様と交流ができるようになりました。

本年もよろしくお願いいたします。

今年最後の情報保障

私の今年最後の情報保障は、泊まり込みのものになりました。

今年は泊まり込みの情報保障というのは2件で、最初はsonopyさんと関係の深い地でした。

2番目の地は、当初予定していた1人入力の情報保障が中止になってしまったため、宿泊先に早く着くことになりました。

大勢の場での連係入力による報保障、1人入力の情報保障、両方に関わったという意味で、今年最後の情報保障は意味あるものだったようです。

calコマンド

Linux(UNIX)は元々はシェルコマンドで動いていたもので、現在はWindowsと同じようにGUI環境でも操作できます。

Windows(といっても、私は98しか知らないのですが)のMS-DOSプロンプトに相当するのが、KNOPPIXでいえば、画面の下に並んでいるアイコンのうちの、テレビ画面の右下に帆立貝がひっくり返っているようなアイコンの「コンソール」。

このアイコンをクリックするとシェル(つまり貝殻ですね)を入力できます。

私が現在のところ気に入ったのが、calコマンドです。

コンソール画面になったら、最大画面にしましょう。

cal[Enter]で入力した月のカレンダーが表示されます。

cal 2004[Enter]で、2004年のカレンダーが表示されます。cal2004[Enter]ではなく、cal[SPACE]2004[Enter]です。

ここで注意してほしいのは、cal 4またはcal 04は(ユリウス暦の)西暦4年になってしまう、ということです。

man cal[Enter]で、calコマンドのマニュアルも表示されます。

それによって知ったのですが、1582年制定のグレゴリオ暦は、その年に有効になったわけではなく、1752年にほぼ有効になった、らしいのです。

ロシアの10月革命がロシア暦で10月25日、グレゴリオ暦で11月7日というのは知っていましたが、ロシア暦がユリウス暦だったというのは、最近まで知らなかったことでした。

黒土三男と小室等

本日、何気なくテレビを見ていたら時代劇の「蝉しぐれ」で作者と音楽を見てびっくり。脚本が黒土三男で、音楽が小室等とあるではないの。

黒土三男は、かつて萩原健一と黒木瞳が出た映画「渋滞」でおもしろいな、と思って、その映画を見たころ、テレビの「東京湾物語」の再放送や「イエローカード」を見て、ますます注目していたのでした。

最近、めったに名前を見なくなってしまったので、どうしたのだろうかと思っていたところでした。

あまりテレビの連続ドラマを見ないので、実際には現在何本も脚本を書いていることを私が知らないだけかもしれないけど。

それと音楽の小室等。

かつて「東京23区コンサート」というのを東京労音が企画し、私はそのうちの1回しか実際に行ったことはありませんが、ライブレコードを何度聞いたことか。

このレコードは人にあげてしまって、現在は持っていないのですが。

こういった場面で名前を見ると、嬉しくなります。

ジャンルを変えたら

「映画・音楽…アート」から「IT・パソコン・インターネット」にジャンルを変えてみたら、今まで180位だったジャンル別ランキングが一挙に60位代に跳ね上がりました(^^;

こちらのジャンルのほうが、登録者が少ないのでしょう。

月と硬貨の関係

今月の初めごろ、ある人に「月は五円玉の穴と同じぐらいの大きさに見えるんだよ」と話しました。

本日の夕方、自分で言ったものの、月があまりに大きく見えて昇ってきたので、責任を感じて五十玉で試してみました。

と言っても、目の前に五十玉を持ってきて月を覗いてもしょうがないので、五十円玉を持った手を思い切り伸ばして、その穴から月を見るのです。

大丈夫、五十円玉の穴から大きな月がギリギリに見えていました。

周りの人にこう聞いてみてください。

「手を思い切り伸ばして硬貨を持って月と比べたら、どのお金と同じぐらいに見えると思う?」

中には「五百円玉より大きい」と答える人がいるかもしれません。

「五円玉」と答える人がいたら「惜しい! でもね、五円玉の穴と同じぐらいの大きさなんだよ」と答えましょう。

ほとんどの人が「ウソー!」と言うと思います。

この文を書いてから「月の錯視」で検索したら月の錯視というページを見つけました。ここでも

月は、手をいっぱいに伸ばしたときに5円玉の穴の
中に入るような大きさに見えます。時間を変えて同
じ日の月をぜひ観測してみてください。


と書いてありました。

Wnnでの単語登録

KNOPPIXを使って、何も設定をしなければWnnが日本語変換システムになるはずです。

そこで、日本語の辞書登録はどうするのか、ようやく判りましたので、これまた備忘のために書いておきます。

Windowsのように、ATOKとかMS-IMEとかの機能(私の使っているのは松茸ですが)を使うのではありません。あるかもしれないけど、そのやりかたは今のところ知らないので。

まずEmacsを起動させます。

そうしたら日本語入力(Emacsの場合は、必ず[Shift]+[Space])にして、辞書登録したい単語を入力します。

たとえば「情報保障」を「じょほせ」と登録するとします。

入力した「情報保障」の「情」の文字のところにカーソルをもってきて[Ctrl]+[Space]。そうすると、下のオペレーション行にMark setの文字が現れます(ここでも断っておきますが、実際に赤い字が出てくるわけではなく、以後、区別のために、オペレーション行に表示される文字は赤い字、この行で入力する文字は青にします)。

蛇足ながら、先ほどから[Space]と表現しているのは「Space」と書いてあるキーがあるわけではありません。キーボードの中で、唯一何も文字がない「スペースキー」とか「スペースバー」とか呼ばれているキーです。ここまで書く必要はないだろうけど。

次に「障」の右隣にカーソルをもっていって、今度は[META]キーを押します。前の記事を読んだ人は解ると思いますが、これは[Esc]キーです。

そうすると下のオペレーション行にESC-という字が出てきます。そうしたらxと入力します。オペレーション行の文字はM-x ■となり、は点滅しています。このの部分にegg-toroku-region[Enter]と入力します。

辞書登録『情報保障』 読み:■となりますのでじょほせ[Enter]と入力します。

一瞬Loadingなんちゃらと出た後登録辞書名: 0.udと出て0の部分のが点滅していますので、何も考えずに[Enter]にしましょう。

今度は品詞名: 0.普通名詞/ 1.固有名詞/ 2.動詞/ 3.特殊な動詞/ 4.動詞以外の用言/と並びます。カーソルを右に動かしていくと、さらに0.その他の独立語/ 1.接頭語,接尾語/ 2.単漢字/ 3.疑似品詞などなどと続くのですが、ここでは0.普通名詞を選んでおきましょう。

すると品詞名[普通名詞]: 0.名詞 1.サ行(する)&名詞 2.一段&名詞 3.形容動詞&名詞 4.数詞と出ますので、ここでは1.サ行(する)&名詞を選んでおきましょう。

そうすると辞書項目『情報保障』(じょほせ: 名詞)を ud に登録しましたと表示されて辞書登録が完了しました。

[Esc]で辞書登録手続の終了です。

試しにKDE標準エディタのKEditで「じょほせ」と入力してみたら、見事に「情報保障」に変換しました。

前に紹介したMEWといい、今回の辞書登録機能といい、Emacsはタダモノではない。

何しろ人工知能言語として有名なLisp内蔵のエディタだものね。

九時五時の間に書いたほうが

どうやらアメーバブログは記事を9時~17時、つまり世間でアクセスの少なそうな時間帯に書いたほうがよさそうだ。

年末という条件もあるのかもしれないけど、先ほどアップしたら、記事が行方不明になってしまった。

30分ぐらいはオーバーにしても、少なくとも15分は、更新されなかった。

大晦日の明け方に注目

自分でリンクを張っておきながら知らなかったのだけど、アストロアーツのページによれば、12月31日の明け方、金星と水星が最接近するそうです。

山が高い地方では残念ながら見られないかもしれませんが、地平線の開けた地域の人、ぜひぜひ早起きして、金星と水星の並んでいる姿を目撃してください。