かやくりひblog -18ページ目

火星は……

先ほどの記事を掲載した後、念のためにもう一度外に出てみたら。

幸運にも雲が少なくなっていて、水星と金星は見えていました。

数分の間に、かなり空が明るくなってしまって、月とアンタレスは辛うじて見えたものの、火星は、見えたといえるのかどうか。

もう数分でも早く確かめに出ていたら、5つともくっきり見えたのに。

残念!!

月とアンタレス、火星は

待望の水星と金星、月とアンタレスと火星の接近。

月とアンタレスと火星は近づいて見えたものの、地平線近くに雲が出ていて、水星と金星の接近は残念ながら見ることができずに終わりました。

あとはしばらく、肉眼で観察できるこれといった天文現象はなさそうです。

半濁音の表記

私は在宅ワークをしています。

データ入力はかなりシビアで、カタカナの濁音文字、半濁音文字には気を遣います。

濁音記号、半濁音記号が定着したのは、たぶん明治以降だと思います。

落語にも出てくる「長き夜の遠の眠りの皆目覚め波乗り船の音の佳きかな」という回文は「なかきよのとおのねふりのみなめさめなみのりふねのおとのよきかな」のひらがな表記で判るように、濁音や(この歌には出てこないけど)半濁音の記号がないことで成立しています。

松尾芭蕉が「はせを」と署名していたのも、同じ事情によります。

濁音記号が点2つなのは、点1つだと、手書きした時に「カ」への濁音記号なのか「か」なのか、判断がしづらいからなのでしょう。

半濁音記号は、左肩にでも付けるようにすれば、一目瞭然だったのに。

「その他」という選択肢

アンケートなどで「お使いのOSは?」で「1.Windows 2.Macintosh」などというのに出くわすことがある。

私が現在、主に使っているのはMS-Windowsではあるけど。

私が初めて16ビット機を使ったのはSHARPのX68000で、操作上はMS-DOS互換ではあるもののHuman68Kという独自OSだった。

現在は、「使っています」と胸を張って言える状態ではないものの、Linuxも使用しているし。

設問には、せめて「3.その他のOS」を入れてほしい。

同じく「入力方式は?」の設問では「1.ローマ字入力 2.カナ入力」。

こちらも、日本にはローマ字入力方式とカナ入力方式しかないと思っているのだろうか、と問い返したくなる。

私がパーソナルコンピュータで日本語入力を始めたのは、EPSONが提唱していた「タッチ16」という方式、今にして思えばTUTコード方式だったし、情報保障以外では現在G-Codeという入力方式を使っている。

二者択一しかできない世の中では、アメリカ合衆国のように共和党、民主党、どちらを選んだところでベトナム戦争やイラク戦争を引き起こすような結果になってしまうようで恐ろしい。

映画の邦題について

最近はお金がなくて年に1本か2本しか映画を見ていないのでエラソーなことは言えませんが……。

私が気に入って2回以上見た映画で、イタリア映画の「ライフ・イズ・ビューティフル」も「ニュー・シネマ・パラダイス」も、どちらも原題から考えるとおかしな英語になっています。

「ライフ~」は、原題はLa vita e bella(1文字のeは左上から右に下がるアクセント符合が付いて、英語のisに当たります)で、強いて英語にするならThe life is beautifulと、Theを付けないとおかしいし、「ニュー~」の原題はNuovo Cinema Paradisoで、これも強いて英語にするならNew Paradise Cinemaになると思うのです。

「ニュー~」のほうは、ポスターを見た時点では「新しい映画の楽園」という意味かと思ってしまいました。ラテン系の言語は形容詞が後に来ることが多いので、イタリア語の単語を英語に置き換えただけではダメという好例でしょう。

こんな間違った英語にするぐらいなら、原語を日本語で直訳して「新楽園座」としたほうが、よっぽどいなかっぽさも出たと思うのですが。

『ことばの写真をとれ』

sonopyさんの記事で紹介されているこの本、私は直接sonopyさんからお借りして読みました。

初めて速記を導入しようとする場面など、パソコン要約筆記を初めて採用する相手に対する時にも同じことがいえるな、などという思いがあって、感銘を受けた本でした。

この本で紹介している、帝国議会に速記を導入させた若林カン蔵(カンは"倍角"表現すると「王甘」ですが、JIS第二水準までにないので使えない漢字)の「カン」の字のように、使えない漢字が多すぎることについては、以前、もう1つのブログに書いたとおりです。

「里山・命めぐる水辺」

昨晩、NHKで「里山・命めぐる水辺」という番組が放送されていました。

琵琶湖に注ぐ川で生活する人と自然との関わり、それを撮り続けている今森光彦というカメラマンを紹介したもので、映像の美しさとともに、人間と自然との関わりのありかたを考えさせる番組でした。

その前の時間帯にやっていたのが「新春トークスペシャル~いま地球の未来のために~」という番組で、「里山~」は、「いま~」への答えの一つとして提示したのだろうな、と思わせる番組編成のしかたでした。

「いま~」の中で紹介されていた、アジアとヨーロッパの自然の捉え方の違いとか、光触媒による大腸菌やヴィールスの駆除と抗菌という事実への驚きや、その開発者が「光触媒は自然が営んでいる光合成から教えを受けたもの」の旨と言っていることなど、全体としては興味深かったのだけど、最初に出てきたのが「愛・地球博」。

貴重な自然遺産である海上の森(かいしょのもり)を破壊して会場を作っておきながら、何が「愛・地球博」だ、と言いたい。

月と木星のランデヴー

私は時々早起きすることがあって、今朝も5時起きをしました。

東の空は曇っていたので、まだ接近している最中のはずの金星と水星は残念ながら見えなかった。

その代わり、月と木星が並んでいるのが見えました。

8日の夜明け前には、水星と金星、月と火星とさそり座のアンタレスが並んで見えるそうなので、この日もできれば早起きしてみようかな?

アシュケナージ関連で

最近のコマーシャルで、明治だったかな、ブルガリアヨーグルトのドマーシュノというのがあります。

Домашноの文字が現れて、「ドマーシュノ」と言い、カタカナが出ます。

私は(前にポーランド語は知らないと言いましたが)プルガリア語は知りません。ポーランド語やテェコ毎、スロバキア語はラテン文字になりましたが、プルガリア語はキリル文字のままです。

ブルガリアでは、同じキリル文字でも、いくつかロシアと違う文字を使っているようです。

それでも。

шは子音文字です。

ブルガリア語を知らない私は、Домашноはダマーシナとしか読めません。

「ダマーシナ」→「騙しな」では、あまりにまずいと思って、わざわざ子音のшに母音を入れたのではないの?

アシュケナージ

NHK交響楽団(N響)の音楽監督に、ウラジミール=アシュケナージが就任しました。

私がアシュケナージを知ったのは高校1年、FM放送でアシュケナージの弾くモーツァルトのピアノソナタ イ短調K.310を聞いた時でした。

偶然にも、高校の音楽の教科書にこの曲のモーツァルトの草稿の写真が載っていたのでした。

そういえばこの曲、一応、第1楽章は入力が終わっていたのだ。先日のリストにの曲を掲載するの、忘れてしまっていた。

ここに書いてしまったから、あのリストを修正するわけにはいかないから、いつか全曲完成した折に、2次分のリストに加えることにしよう(^^;