情報保障の場での一部字幕付きビデオ | かやくりひblog

情報保障の場での一部字幕付きビデオ

本日は公開講座の情報保障でした。

会場に入ると左に演壇、入力者席は演壇の向い側にあたる場所で、2人は講師が見えるけれど2人は講師に背を向ける位置でした。

いつもなら、スライド上映もあるだろうからと、中央に向かって30度から45度ぐらい斜めに机をずらすのだけど、本日は何も考えずにそのままにしてしまいました。これが大きな間違いでした。

講演では何度かビテオを上映しました。このビデオは一部に字幕が付いていたのですが、本当に一部で、字幕を付ける基準も定かでない感じ。

講師に背を向けて座ってしまった私ともう1人の入力者は、スクリーンも体をひねらないと見えない状態で、入力の番でビデオ上映にぶつかると、ビデオに字幕が付いているのかいないのかは判断できず、待機者に「字幕が付いていますよ」と声をかけてもらう結果になりました。

あとで、この公開講座に参加した聴覚障害の人から「ビデオには字幕が一部だけ付いていたので、情報保障のスクリーンとビテオのスクリーンの双方に視点を動かさなければならず、情報保障のほうはタイムラグがあるので、判りづらかった」との感想をもらいました。

なるほどー。